闇商人。彼は今大きな悩みを抱えている。

闇商人『うぅ…職業レベルがあがらない…』

彼は悩んだ末、倉庫の奥から一つの古い巻物を取り出した。
それは禁断の秘薬の製作法が描かれた巻物だった。

闇商人『これでモンスターの数を増やせば…』

・・・・・
闇商人『できたぞ！！』
闇商人『低レベルモンスターにしか効かないように改良したぞ！』
禁断の秘薬を持って闇商人は走った。
目的のモンスターがいる場所を目指して彼は走った。
走った。走った…こけた。

闇商人『イタタ…あ、あれ？薬が…』

なんと、闇商人がこけたことにより、彼のカバンの中に
あった秘薬が全て割れてしまった。

闇商人『た…大変だぁぁぁ！』

秘薬からこぼれた液体はマルマラ海へと流れ出し、
遠くは黄河まで流れてしまった。
このままでは増殖した大量のモンスターが
長安やコンスタンティノープルを襲ってしまうだろう。

闇商人『大変なことになった…いや…
チャンスなのか？
…まぁいいや帰って寝よう。膝痛いし…』